体の芯からまだ燃えているんだ で泣いた話
2018.12.05(水)
今日はFNS歌謡祭 第一夜がありました。
出演者の中に、『音量を上げろタコ!何歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』から、シンとふうかがいました。
映画は観ていません。
桐山健太さんしかり、菅田将暉さんしかり。
この手の感じかあと思い、素通り。
別に嫌いじゃないけど、好きでもない。
吉岡里帆さんも、どうしてもキョド子の印象が強くて、あまり好きでなかった。
でも番組の1つなので、ふぁーと観ていたら、ぐっと引き込まれた。
吉岡里帆さんの歌声最高やん、、、
可愛くて芸能人で歌声も素敵って、なんて才能なんだ…
私は、芸能界に憧れていたし、目指していたし、いろんな形でしがみついた。
でも才能云々の前に努力することを諦めた。
努力しかなかったのにね。
同年代で活躍してて、輝いてる姿見ると、自分はこんなところで何してるんだろうなって気持ちになる。
生まれたときはみんな一緒なのに。
本を読むことで日常の嫌なことを忘れられたし、映画を観ることで何でもできる気がした。
誰でもない人の半生を、生きてきた気でいた。
成績表ではいつも感受性豊かだって書かれて、私はこれを活かすんだと疑わなかった。
結局、私は何者にもなれずに、普通の会社に就職してサービス業で魂をすり減らす日々。
好きな本に囲まれて楽しいのに、
好きな人がいて両思いになれて幸せなのに、
彼が転職してこういう仕事に就きたいんだと言えば、私はまた置いて行かれるんだど寂しくなるし、
同世代のキラキラした人と比べて、いいなと羨んでしまう。
インスタもツイッターも、前のようなキラキラが私にはない。何かに夢中になる体力もなければ、お金もない。
シン&ふうかの曲の中に
「体は熱くなり 今ここで燃えている」
という歌詞がある。
たぶん私の中でまだくすぶってるんだろうな。
なりたかった自分、なれなかった自分、諦めて見ないふりした自分。
あー、悔しいな。
あのとき諦めなければね、そう思うよね。
まだ頑張れるのかな。
会社で、自分の将来設計についてを上司と話したとき、自分の夢が全然なかった。
何歳に結婚して、何歳に子どもがほしい。
そういうのは夢じゃない。
自分はこれから何になりたいのか、じっくり考える日が来たのかな。
目の前の大きな才能に出会うと、凹むよね笑
昨日の自分よりも少しでも努力して、いつか何になりたいのか分かる日が来るといいな。
めちゃくちゃ腹を立てて、
めちゃくちゃ励まされた夜でした。
とりあえず、鈍った感受性を研いでいきます。