検察側の罪人
2018.09.15(土)
ミッドランドスクエアシネマ名古屋
http://kensatsugawa-movie.jp/sp/index.html
久しぶりに映画館で観た。
彼氏と見に行ったのですが、
恋人と観に行くのは
ぜっっっっったいにオススメしません。
気まずさ MAXです。
人間が気持ち悪くて、人間のどろどろさがものすごくて… 言葉がなくなりました。
ここからはネタバレも含みますので、
各自の判断でお願い致します。
映画を観る前までの話。
最上(キムタク)が悪い役ではあることは分かった。
自分の手で復讐するんだろうな。
で、沖野(ニノ)はキムタクの悪事を暴く。
ここで、晴れてハッピーエンド。
だと思ったの。
映画あるあるの流れじゃない?
でも、こういうの好きだしさ〜、のノリで
見に行ったら、全然違いました、、、
>最上が悪い役ではあることは分かった。
悪かった、確かに悪かった。
でも悪さの種類が違った。
>自分の手で復讐するんだろうな。
全然。
復讐したい相手に罪を被せて、
本来の殺人犯をいなかったことにする。
>で、沖野は最上の悪事を暴く。
惜しい!!!
最上には詰め寄らなかった…
「あなたが裏で糸を引いていると思っているんです」で終わった…
最上に殺されるかと思ったけど、それはなかった。
>ここで、晴れてハッピーエンド。
ハッピーエンドでは無かったなぁ。
結局がどうなったかが分からないんだよね〜。
ある老夫婦が殺されるところから、
物語が発展していきます。
時効が成立した事件から、
身近に起きた小さな横領事件から、
老夫婦の事件から、
あらゆる事件が絡んでどんどん複雑になっていく。
すっごく面白かった。
正直、邦画でここまでわくわくしたの、
久々かもしれないです。
人って誰でも、自分が正しいと思ってる節があると思うんですけど、
検察とか弁護士とかみたいな法を扱うようになると、
使い方を間違えるとこんなことになるのか…
正義ってなんだろう。
と、まぁ終わりのない思考巡りです。
楽しいですけどね。
本当に面白かった。
サイコホラーが好きな人にはハマると思います。
お時間ありましたら、ぜひ。